山梨の注文住宅 空間デザイン パッシブデザイン ライフデザインを提案する快適な暮らしの注文住宅の工務店です





時と暮らしをデザインする家づくり、この街で60年 甲府市の工務店です。

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(有)伊東工務店
〒 400-0043 山梨県甲府市国母2-4-1
055-228-8191

「自然」が好きな方なら「パッシブデザイン」された家が絶対お似合いです

日本の四季を「心地よく」暮らす

パッシブデザインとは PASSIV

 建物のありかたに工夫して、地域の自然条件を活かし、快適•健康と省エネルギーを両立させ、現代テクノロジーと伝統的な日本の住まいの知恵の融合により「自然の気持ちよさ」を感じる暮らしをつくるための建築設計の考え方とその実際的手法を言います。

心地よさは「設備」ではなく「建築技術」でつくる

暑い夏はエアコンを使わずに、家の中へ吹き込む風で、冬のよく晴れた日は、暖かな陽だまりで過ごし、快適な春と秋は窓を開け放し、光を入れ風を通して暮らしたいものです、これを実現するのがパッシブデザインです。

 パッシブデザインにおける5つの設計項目

あったかい」って気持ちいい

「断熱性の高い家=健康的な家」

心地よさが格段に向上する「冬はとにかくあったかくなる」冬晴れの昼間、晴れた日では冬でも相当な日射が入ってきます、南面の窓を中心に、その日射が届き、家の中は暖かくなります、当然室温のほうが外気温より高くなり室内の熱(暖かさ)は外に逃げようとします、断熱性が良いとその逃げる熱は少なく済む事で室温が高く保たれます、普段暖房していない廊下、トイレなどの非居室においても急激な室温変化は少なく済み、ヒートショックなどの健康被害もなくなります、「断熱性の高い家=健康的な家」と言えるでしょう。



断熱性能をアップすると

1.断熱性(+気密性)を向上させると保温性能が高まり少ない熱で冬の室温を上げる事ができるようになる
2.暖房エネルギーが小さくて済み、暖房光熱費が安くなる
3.暖房していない部屋の温度が上がり、快適性と健康性が向上する
4.特に屋根や天井の断熱性を向上させると、夏の日射熱が入り難くなり涼しく、冷房光熱費が安くなる
5.室内の表面温度が高く保たれることで、寒さを防ぐ







お蔵や古民家って、どうしてあんなに「涼しい」の?

 夏の住まいは何故暑いのか?

夏の住まいが暑くなる最大の要因は「日射です、建物に当たった日射は窓ガラスからから建物に直接入り、片方では屋根や外壁を伝わって建物の中に入ってきます、その比率は、窓からが75%、屋根や外壁からが25%です、明るさを得るために設けた南面の窓から夏に入る日射を検討する必要があります、とくに暑さが身にしみる7月半ばから9月上旬までの時期について検討する必要があります。
現実味はありませんが、分かり易く言うと、家の中を涼しくするには日差しを入れないお蔵や古民家のような暗い部屋を作る事、明るくしないことです

東西面窓の検討


日射遮蔽においては東面と西面の窓が重要です、暑い時期の一日の太陽の動きを追いかけ、そうした窓からどれくらい室内に日射が差し込んでくるかを検討する必要があります
軒や庇の寸法をきちんと考える
暑い時期の日射がどうなるかを検討してみると、出来るだけ日射が入らないような軒や庇の形状が見えてきます、ここで特に重要なのが庇を横方向に長くのばすことで、最も暑い8月では夏至よりも太陽高度が低くなり、斜めから入ってくる日射を遮る必要があるからです、一方冬では日射が入らない事は不利となり、暗い家となって寒い家となってしまいます、夏で検討した庇や軒で問題ないかを検討します、四季に応じた対応が必要です

   

東西に長い建物にしておくと、家の中は風通しがいい

 風をつかまえる(よく吹いてくる風の方向を調べる)

風向きには一定の傾向があります、甲府では昼間は南西よりの風が吹き、夜になると西北西からの涼しい風が吹くという一般的な傾向があります、そうなるとその方向の窓が風の出入り口になるのが原則であることがわかります、しかしそれ以外の窓に工夫をすると流れる風をつかまえることができればさらに通風量は増えます、こうした工夫は「ウインドキャッチャー」や「袖壁」を使った建築技術があります、でも「風は気まぐれ」です(下の写真は窓を使った「ウィンドキャッチャー」と「袖壁」です)
東西に長い平面計画である場合、夏の通風や冬の日射取得には大変有利です。



   甲府の卓越風
  左側が日中 右が夜間

吹き抜けの効果と注意点


「立体通風」を考えます、「吹き抜けは寒い」ということを聞く事もありますが、それはきちんと計画されてないからです、メリットは、①2階の窓から太陽の光が1階の奥まで届き、明るくなる、②立体的な通風の通り道となり風通しがよくなる、③広がりのある空間が得られる、④2階の気配が1階にいても感じられる、デメリットは、①2階の窓の日射が不十分だと暑くなる、②冷暖房の範囲が増えるので、よりしっかりとした冷暖房計画が必要、③断熱性能や日射遮蔽性能が不十分であるとエネルギー消費量が増える、④2階の窓の掃除が大変などがあります、こうした注意点を踏まえしっかりと計画できれば吹き抜けの大きなメリットが享受できます、ぜひ前向きに検討して下さい


   

まるで「照明」があるみたい

照明エネルギーを減らす

電灯を点けることによって生まれる一次エネルギー消費量を減らすには、「日中に出来るだけ電灯を点けなくて済むようにする」を基本に、「無駄な照明をしなくて済むようにする」という工夫があります、これはシンプルな話で、太陽の光がしっかり家の中へ入るようにすれば良いわけです、この話は「夏の日射遮蔽」と矛盾するようですが、「北側の光」や「屋根からの光」を取り込む技術です、やわらかな光でありながら、ストレスのない明るさを確保できます。
洗面脱衣室などへ設置したことにより「明るい清潔感のある水回り」や、北側玄関のトップライトや、キッチン天井からのやわらかな光の実現には「昼光利用」のデザインがあります


   

冬の日差しは「あったかく」「気持ちいい」

 陽当たりを考える

我が家の陽当たりはどうなんだろう?隣は2階建だけどどうなるの?我が家のリビングにはどれだけ陽がはいるんだろう?など日照(陽当たり)は心配です、冬晴れなど暖かなお陽様の熱を入れることにより、リビングなどの部屋は暖かくなります、これを考える方法として「SketchiUp」(スケッチアップ)でのシュミレーションが欠かせません、これにより精度の高い予測が可能です。


 

        
   

日射熱暖房

あまり聞き慣れない言葉ですが、「南面の窓を大きくとり、日射を沢山入れる」その日射熱を溜めて「夜間(夕方)はカーテンなどで閉じます」暖まった床は「放熱」することにより室内を暖める技術です、日射熱利用暖房は、「集熱(日射取得)「断熱」「蓄熱」をしっかり考えることで高い効果が得られます。



   

パッシブデザインの意味と意義は、その家に住めば、確実にわかります。