基 準
無の空間に打たれる一本の線
それは建築物を形成する基準となりそのすべてを司る.....。
私たちの提案する建築は、時代を超えて基準となる様な、
そんな住宅の創造を大切にしたいと考えています。
この作品は普請するとき最初の一本の墨から始まります。この墨がそ
の建築を司どっていきます。風紋の残る誰もいない砂浜に置かれた墨
坪、1000年以上前から使われて来た道具である。建築の第一歩は
この道具を使い、最初の基準墨を打つところから始まる、この何も無い
ところから創り出すときの緊張感、一本の基準墨から人の意志とその姿
が表れてくる。この緊張の一瞬を通してわたしたち伊東工務店は時代を
超えた提案をしていくという目標と姿勢を表現しました。 撮影は遠州灘の(ねむの木学園の裏手の、砂浜に寝ころんで撮影しま
した。最初歩いて墨坪を置きに行ったのですが、なんと足跡だらけとな
り場所を変え、吊り竿で目標の砂浜において撮りました。甲府から車で
3時間かかっての旅になりました。墨坪は法隆寺の時代からあり、大変
便利な大工さん使うの道具です。木で造られています。現在ではほとん
ど樹脂に変わっています。うちの近所の金物屋さんに行くとまだ木製の
ケヤキの墨坪を売っています。墨坪は当社の穐山常務の所持品(昔使っ
ていたもの)
静岡県遠州灘砂浜 |
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