構造計算方法
 
許容応力度計算による安全性。
一般的な木造2階建住宅(在来軸組工法)は、建物の強度を確保するための方法として、構造計算ではなく、「壁倍率や必要壁量 」と呼ばれる基準によって建てられている場合が多く見受けられます。SE構法は、家の規模や階数にかかわらず、構造の安全性を確認するために、鉄筋コンクリート造や鉄骨造と同じ構造計算方法を立体解析により実施。より高度な安全性能をめざして、許容応力度計算を行っています。

※1 木造建築物で次のいずれかに適合するもの(階数≦2、延べ面 積≦500m2 高さ≦13m、軒高≦9m)
※2 木造建築物で高さ≦13mかつ軒高≦9mのもの、組積造・補強CB造で地階を除く階数≦3のもの
※3 告示1352号により、耐力壁をつりあいよく配置するための基準 ※4 1次設計は中小地震、2次設計は大地震に対し重大な損傷がなく、崩壊しないことを目標としている

 
構造計算の7つのチェックポイントについて。
SE構法は、木造住宅においても、大規模建築と同様の応力解析による構造計算を実施しています。独自のCADソフトを開発し、CADと連動した立体応力解析で、構造計算の7つのチェックポイントすべてにおいて科学的に家の強さを証明しています。さまざまなデータをもとに、コンピュータ上で、台風、地震、積雪などの自然災害についてもシミュレーションし、その安全性を確認しています。
鉛直過重

重さに耐えうるか?
まず建物自体の重さ、次に積雪や瓦など屋根にかかる重さや、人や家具などでかかる重さなど、建物にかかるすべての重さ(重力)に耐えうる構造設計を求めます。

風過重

風に耐えうるか?
四方を壁に囲まれる住宅は、風に大きな影響を受けます。大きな台風では最大瞬間風速50メートル/秒になることもあります。その風圧に耐えうる構造設計を求めます。

地震過重

地震に耐えうるか?
地震の際、下から上へと伝わる揺れは建物の大きさ(重量)に影響されます。建物に応じて地震の揺れに耐えうる構造設計を求めます。
層間変形

変形にどこまで耐えうるか?
強い力が加わった場合、建物に起こる変形。その変形する許容範囲を「外壁にひびが入らない範囲まで」と定め、その基準を超えない構造設計を求めます。
偏心率

建物がねじれないか?
地震の際、建物の重さの中心である「重心」と堅さの中心である「剛心」が離れているほど、建物がねじれて揺れが大きくなるため、重心と剛心を合わせる構造設計を求めます。
剛性率

建物が揺れやすくないか?
1階をガレージにするような開口部を大きく取った設計の場合、1階を支える力が弱まり地震による倒壊の危険が高まるので、各階の構造剛性を高める構造設計を求めます。
応力

部材、接合部に加わる力を知っているか?
一本一本の柱や梁、すべての接合部分に加わる力(応力)を解析し、その力に耐えうる部材、接合方法を決定し、安全な構造設計を求めます。

 
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